うつくしいもの帖|言わないという選択
言葉にしなくても、
続いている約束があります。
確かめたわけではないけれど、
どこかで同じ方向を見ているような感覚。
それは契約のように明確ではなく、
ただ、崩したくないものとして
静かに保たれている。
触れないまま続いていること、
言わないまま通じていること。
その中にあるものを、
人は空気と呼ぶのかもしれません。